※この記事はコントローラーの回復を保障するものではありません。また、コントローラーを解体することによって、正規の修理サポートを受けることができなくなってしまったり、元に戻せなくなってしまうといったリスクがあります。ご自分で行う際は自己責任でお願いします。
こんにちは。ritです。今回はXbox360の有線コントローラーの修理に挑戦してみたので、その様子を記事にしてみました。
これです。
最近のコントローラーはxinputという形式で動いている物が多く、この発行元のMicrosoftの純正コントローラーであるこちらを使用している方は多いんじゃないかと思います。 自分もsteamのゲームやドラクエ10などのPCゲームをプレイする時に利用しています。使い勝手が良いのはもちろん、それなりに安価で手に入り何よりもボタンの耐久性が非常に優れています。
ただ、自分も今までに何個か使用していますが、このコントローラーは使っていると断線したように接続が一瞬切れるといったような故障をしやすいんです。今までは「ああ、どっかで断線したんだな」と諦めて新しいものを再購入していたんですが、よくよく考えてみればこんなに太い線なのに簡単に断線するのはおかしいんじゃないかと思い、どこか基板上で接触が悪くなっているのを疑い、今回修理に挑戦してみました。
まずはコントローラーのネジを外します。
全部で7ヶ所あります。一つシールの下に隠れていますが、自分の場合は勝手に剥がれてしまっていました。(※ここを剥がすとおそらく正規のサポートが受けられなくなります)
本体を開けるとボタンのパーツやボタン裏のゴムなどがばらばらになりますので、なくさないように注意してください。
そして基盤を取り出しこんな感じに
そして線の接続部分を確認してみたところ・・・
この部分にホコリが積もっていました・・・
線の接触が悪かったというより、コントローラーを動かした際にホコリのせいで一瞬ショートしたような状態になっていたのが原因だったようです。
どうもこのコントローラー、構造的にトリガーの隙間やスティックの隙間などからホコリが入りやすくなっているみたいです。コントローラーがホコリで調子悪くなるなんて考えもしなかったので、意外な結果でした。
このあとホコリを適当に拭き取り、元の状態に戻してやることで無事に問題は解決しました。こんなに簡単なことならもっと早く気づいておくべきだった・・・
余談ですがこのコントローラー、ボタンのパーツの切り欠きの形が全て違っており、パーツを間違えたところには入れられないようになっています。この仕様のおかげで組み立て直すのは非常に楽でした。
壊れたと思って捨てる前に一度試してみてはいかがでしょうか。