ダークキング5 ダークテンペスト発生パターンの調査

かなり久々にドラクエ10の話題です。普段はあんまりガッツリ自分で攻略とかしないんですが、今回は早いうちからガッツリプレイして撃破まで行けました。その際に練習してて色々と気づいた点があったので、自分なりに調査してまとめてみました。黄色以降のダークキングの行動についてのみなので、戦法や構成などは割愛します。個人的な調査なので間違いがある可能性もありますが、動画をいくつか見ながら3回行動を1ターンとして計151ターンの統計から考察したものなので、それなりに参考にはなるんじゃないかなと思います。

ダークキングのAIの特徴について

ダークキングのAIのパターンには3パターンあると考えています。

A:召喚始動のプレステンペパターン
B:紫雲のたつまき始動のプレステンペパターン
C:それ以外のランダム行動パターン

この3パターン内で行動が選択されているものだと思われます。
具体的には黄色突入時にABCのいずれかからスタートし、条件によって派生先が変わっていくというものですが、一つずつパターンの解説をしてみます。

パターンA 召喚始動のプレステンペパターン

基本パターンは召喚→プレス→テンペ→竜巻ですが、低確率で変則的なパターンになります。変則的になる場合は、召喚とプレスの間に通常攻撃・キングプレス・ダークシャウトのいずれかが追加されます。追加される度にもっと追加するかの判定があり、追加される数に上限はないと思いますが、追加される確率が毎回低確率なので、近いうちに必ずプレス→テンペのパターンが来るものだと思ったほうが良いです。(調べた中では最長で召喚シャウトプレス通常プレスプレステンペなんてのがあったので運次第ですが)

Aパターン終了後はABCの全てに派生する可能性があります。Bパターンになる確率はやや低め。Bパターンに派生しない場合は、紫雲のたつまきが低確率でカットされることがあります。紫雲のたつまき自体はテンペの直後にしか来ません。
※追記:Bパターンの先頭の竜巻がカットされた状態からBに移行しているようなパターンが発見されました。

注意点としてパターンAにはやみのはどうは存在しないので、召喚後に波動が来た場合、その召喚はCパターンのC維持召喚です。波動の後にもう一度召喚されるまで(Aパターンに移行するまで)はテンペはほぼ来ないものと思っていいと思います。Cのところでもう少し詳しく書きます。

パターンB:紫雲のたつまき始動のプレステンペパターン

基本パターンは竜巻→プレス→テンペ→竜巻ですが、こちらも竜巻のプレスの間に低確率でやみのはどう・キングプレス・ダークシャウトが追加されることがあります。

Bパターン終了後にもABCの全てに派生する可能性があります。こちらもBパターンに派生しない場合に最後の竜巻がカットされることがあります。テンペが短期間に来まくるパターンは、大体Bパターンが連続しているのが原因。召喚からの始動ではなく竜巻からの始動なので注意が必要。Bパターンに入る確率は低めですが、一度入るとBパターン終了からまたBパターンになるケースは割と多めに思います。

パターンC:AB以外のランダム行動

パターンCは毎回完全ランダム行動で、いつでもAに派生する可能性があります。選択される行動はC維持召喚・やみのはどう・ダークシャウト・キングプレス・通常攻撃・A移行召喚のいずれかで、波動が多めでC維持召喚の確率が少し低めです。また、全体に関して言えることですが、波動・シャウトは前後2行動以内に複数回出現しないという法則があります。(恐らくチャージタイムが2行動程度あります)この時にもう一度選ばれた場合は、通常攻撃に置き換わっているものと思われます。(2行動以内に通常攻撃が多いため)
※追記:召喚についても同じくチャージタイムが存在すると思われますが、C維持召喚とA移行召喚は独立していると考えられます。つまりこのときだけ召喚→召喚があり得ますが、後ろの召喚は必ずA始動の召喚と考えて良さそうです。

C維持召喚はA移行召喚に対するフェイントで、召喚したからA入ったかな?と思ったらテンペが全然来ないというパターンはこれが原因です。ただし、CローテではAローテに存在しないやみのはどうがそこそこ来るので、波動が来たらC維持召喚を判別できます。つまり少なくとも次に召喚が来るまでAには移行していません。

ただ、1回だけ召喚→テンペというとんでもないパターンを見てしまったので、もしかしたら非常に稀なパターンでダークテンペストが選択される事があるかもしれません。型通りじゃなかったのはこの1回だったので、来たら事故だと思いますが、他に法則が見つかるかもしれないので要調査。
→※可能性が見えたので一番下にまとめて追記します。

※追記:具体的にCパターン中の行動175回を調べたところ、通常42、プレス31、波動33、A移行召喚29、C維持召喚20、シャウト20でした。見たところCT不足時の通常攻撃への置き換わりが多いと思うので、実際の選択率は波動>プレス=通常=A移行召喚>C移行召喚=シャウトかなと推測。

ターンエンドの処理について

タゲ下がりをして本来ダークキングがしようとしていた行動が出来ずにエンド攻撃を繰り出した場合、直前に行おうとした(失敗した)行動を消費したものとしてルーチンが進みます。例えばAパターンで召喚→プレス→テンペと行動しようとしたところ、プレスをタゲ下がりでキャンセルさせてエンド攻撃を発生させた場合、次の行動はテンペとなります。エンド攻撃ではルーチンは進まないため、タゲ下がりに失敗して追いつかれて余分なエンド攻撃を追加発生させてしまった場合でも、ルーチンが2つ進むことはありません。

ターンエンド攻撃は体力黄色からはキングプレス・ダークシャウトのどちらかです。このダークシャウトは上記パターンのチャージタイムとは関係ないので、エンド攻撃のシャウトの後にパターン行動のシャウトが来ることはあります。

ターンエンド後の特殊な行動

ダークキング5は完全3回行動で行動してきますが、3回行動し切る前にエンド攻撃を発生させた場合、次のターンの行動回数が高確率で1回か2回に減ります。エンド攻撃を発生させさえすれば次の攻撃回数が減ることがあるので、1回目・2回目に関しては途中で追いつかれて通常の行動とエンド行動の両方を食らってしまった場合でも、行動回数減少の判定があります。残念ながら3回目の行動で追いつかれてエンド含めて4回行動されてしまった場合はダメなようです。

結局のところどうすればいいのか

ターンエンドによる行動回数減少がそれなりにメリットになるので、後衛タゲの時は毎回エンドまで引っ張るのが理想ですが、クリスタルの配置場所の問題で引っ張るのが危険だったり、行動のパターンを見極めきれない人がいる場合、エンドを挟むとパターンが分からなくなってかえって被害が大きくなる可能性もあります。また、シャウト→テンペを絶対に受けたくないなら、引っ張らなければこのケースは発生しないので、今後どの方法が主流になろうともパーティによって召喚後の動きをどうするのか相談してから決めるのがベストだと思います。

以上個人的な考察でした。もちろんこれらは私が勝手に思っていることで、これが全て正しいとは思っていないので、参考程度にしていただければと思います。

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※11月1日追記分 召喚→テンペの謎

召喚→テンペというパターンがあったという部分についてもう少し詳しく調べてみたところ、召喚がされるのと同時くらいにクリスタルのレーザーが当たって1人死亡していたことを発見しました。これは、ダークキングが召喚を行う際に次の行動で誰をターゲットにするのか決めていたところ、対象が死んだので行動が飛ばされたという説が有力です。つまり、本来はAパターンでの召喚→プレス→テンペだったところ、本来のプレス対象が死んだのでプレスが省略されてテンペが来たと考えられます。

同じように竜巻が飛ばされるパターンですが、竜巻のターゲットがテンペやクリスタルでタイミングよく死亡した時に竜巻カットが起こっているようです。
つまり、召喚→ex→プレス→テンペと、テンペ→竜巻→ex→プレス→テンペの2パターンと、パターン中にタイミングよく死者が出ていないかだけを意識すれば、テンペに当たることは無いと言えると思います。

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