スプラトゥーン3のサーモンラン・ヒーローモードの攻略始めました
こんにちは ritです。
以前Splatoon2向けお絵かき補助ツールを公開した記事を書きましたが、今回はツールを利用する前に画像を白黒の2色に加工する方法をいくつかご紹介します。
この記事ではフリーソフトのGIMPを利用した方法を説明します。
GIMPの準備
GIMPはこちらの公式サイトからダウンロードが出来ます。英語のページですが、上の方に目立つダウンロードボタンがあるので分かると思います。クリックするとダウンロードページヘ移動します。
ダウンロードページでは、ダウンロード方法が大きなボタンで2つ表示されていますが、よく分からなければ右側のオレンジのボタンにしておけば大丈夫です。緑のボタンはtorrentでのダウンロードになるので、分かる人以外にはおすすめできません。
後はセットアップファイルを起動してインストールするだけです。
カラー画像の白黒2色画像への加工
ゲーム側では白いキャンバスに黒い点を打つことしか出来ないので、リアルにするにはこの2色を駆使して濃淡を表現するしかありません。
今回は以下の画像を実際に加工していきます。サイズは320×120です。
1.カラー画像をグレースケール画像に変換する
まず、GIMPに用意した画像を読み込みます。
次にメニューバーから画像>モード>グレースケールと選択します。
これで変換が完了します。
2.グレースケール画像をモノクロ二階調にする
ここまでの作業で作った画像は見た目は白黒ですが、真っ白と真っ黒以外の色も使われているので、これを完全に2つの色のみで表現できるように変換します。
まずはメニューバーから画像>モード>インデックスと選択します。
次に、カラーマップの中からモノクロ2階調(1bit)パレットを使用を選び、ディザリングの中の色ディザリングの項目から好きなものを選んで変換します。
これで完全に2色のみの画像に変換が完了しました。
ですが、色ディザリングの項目がよくわからないと思うので、それぞれ変換後の画像をご紹介します。元画像によって結果が異なるため、実際の作業でも全て試してみて自分の画像にどれがあっているのか判別する必要があります。
ディザリングしない
純粋に一定の濃さを基準に濃淡は無視して2色に変換します。
濃淡を無視しているので平面的な印象になります。文字はアンチエイリアスがうまく除去されていい感じになっています。
誤差拡散(通常)
黒ドットの密集度を利用して濃淡をある程度再現させた方法です。
人物の方は立体的になりましたが、文字の方はアンチエイリアスの部分も濃淡表現してしまうせいでギザギザな見た目になってしまっています。
誤差拡散(補正あり)
誤差拡散(通常)の状態から、濃淡をある程度犠牲にする代わりに見やすく補正を掛けたような状態になっています。
ポジション
濃淡を再現する際に一定の規則性を持った点の集まりを用いたものです。
この画像の場合はちょっと人物がよくわからない感じになってしまっています。
3.画像を出力する
画像を出力する際は、名前をつけてエクスポートから出力します。
この時に間違えて、保存や名前をつけて保存を選ばないように注意して下さい。こちらはレイヤー構造などを含めたGIMPのプロジェクトファイルのようなものなので、基本的にGIMP以外で開くことが出来ませんのでご注意下さい。
後は保存場所と名前と保存形式を指定してエクスポートボタンを押せば出力が完了します。おすすめの保存形式はpngです。jpgは設定によって画像がぼやける可能性があるのでおすすめしません。
以上で画像の出力が完了します。
最後に
例えば文字の方はディザリングしないで、人物の方は誤差拡散(補正あり)を選びたいということもあるかもしれませんが、一番手っ取り早いのは両方出力してしまって実際にゲーム上でドット打ちをする際に場所に応じて画像を入れ替える方法です。以前紹介したツールを使えば、画像の入れ替えも簡単に出来るので良かったら試してみて下さい!
Splatoon2は任天堂の著作物です。このページではSplatoon2の画像を使用しています。